自律神経失調症の原因は4つ|東洋医学で見るタイプ別の症状と改善方法

① はじめに

こんにちは!長津田 櫻花堂鍼灸マッサージ治療院です。

  • なんとなく体がだるい
  • 寝ても疲れが取れない
  • 頭が重くてスッキリしない
  • めまいや動悸、不眠などが続いている

そんな不調でお悩みではありませんか?

病院で検査を受けても「異常はありません」「自律神経の乱れかもしれませんね」と言われ、「結局、何が原因なんだろう…」と不安を感じている方も少なくありません。

実は東洋医学では、自律神経失調症を一つの病気として考えるのではなく、「なぜ自律神経が乱れてしまったのか」という原因を大切に考えます。

櫻花堂では、自律神経の乱れを主に4つのタイプに分け、一人ひとりの体質や症状に合わせた治療を行っています。

「自分はどのタイプだろう?」と思われた方は、ページ中段の『あなたはどのタイプ?セルフチェック』からご覧いただくこともできます。

この記事では、自律神経の基本的な仕組みから、東洋医学で考える4つのタイプ、それぞれの症状や改善方法について分かりやすくご紹介します。

②自律神経とは(自動運転モード)

自律神経とは、自分の意思とは関係なく体をコントロールしてくれる神経です。

例えば…

・心臓を動かす
・呼吸を調整する
・体温を保つ
・胃腸を動かす

これらはすべて、意識しなくても勝手に行われていますよね。これはいわば『体の自動運転モード』です。車でいうと、アクセルとブレーキを自動で調整してくれている状態ですね。

■交感神経と副交感神経

自律神経は大きく2つに分かれます。

●交感神経(活動・緊張)=アクセル
●副交感神経(休息・回復)=ブレーキ

この2つがバランスよく働くことで、体は自然と「動く⇄休む」を切り替えています。

自律神経イラスト

③自律神経が乱れるとどうなる?

このバランスが崩れると、体はうまく切り替えができなくなります。すると…

■よくある症状

✅疲れが抜けない
✅不眠(寝つきが悪い・途中で起きる)
✅頭痛・頭重感
✅めまい
✅動悸
✅胃腸の不調(食欲不振・下痢・便秘)
✅やる気が出ない

といった症状が出やすくなります。気になる症状がある方はこちらも参考にしてみてください。

めまいの原因と整え方
不眠が続く方へ
頭痛がスッキリしない方へ

④なぜ自律神経は乱れるのか?

ではなぜバランスが崩れてしまうのでしょうか。主な原因はこちらです。

■ストレス

仕事や人間関係などの精神的な負担
👉交感神経が働きすぎる状態

■生活リズムの乱れ

夜更かし・スマホ・不規則な食事など
👉休むタイミングがずれる

■季節の変化

特に春や季節の変わり目は
👉気温・気圧の変化で自律神経が乱れやすい

※春の不調が気になる方はこちら

⑤ あなたはどのタイプ?東洋医学で見る4つの原因

「自律神経失調症」と一言で言っても、東洋医学では原因は一つではありません。

同じように「眠れない」「めまいがする」「疲れが取れない」という症状でも、その原因は人によって異なります。

櫻花堂では、主に次の4つのタイプに分けて考え、一人ひとりに合った治療を行っています。

■ ストレスを抱え込みやすい「気滞(きたい)タイプ」

このような症状はありませんか?

✅ イライラしやすい
✅ ため息が多い
✅ 首や肩がいつもこっている
✅ のどに何か詰まったような違和感がある
✅ 緊張しやすく、リラックスできない
✅ 生理前になると体調が悪くなる(女性)

東洋医学では、ストレスによって「気」の流れが滞った状態を「気滞」と考えます。

精神的なストレスが続く現代では、最も多く見られるタイプの一つです。

👉「私は気滞タイプかも?」と思った方へ。詳しくはこちらをご覧ください。

■ 身体が重だるい「痰湿(たんしつ)タイプ」

このような症状はありませんか?

✅ 朝起きてもスッキリしない
✅ 身体が重く感じる
✅ 頭が重い・ぼーっとする
✅ めまいや吐き気がある
✅ 雨の日や湿気の多い日に調子が悪い
✅ むくみやすい

東洋医学では、余分な水分や老廃物が身体に溜まり、巡りを悪くしている状態を「痰湿」と考えます。

胃腸が弱い方や、冷たい飲み物・甘いものが多い方に見られやすいタイプです。

👉「私は痰湿タイプかも?」と思った方へ。詳しくはこちらをご覧ください。

■ 疲れているのに眠れない「陰虚(いんきょ)タイプ」

このような症状はありませんか?

✅ 夜中に目が覚める
✅ 寝汗をかく
✅ 手足や身体がほてる
✅ のどや口が乾きやすい
✅ 夕方から疲れやすい
✅ 不安感や焦りが強い

東洋医学では、身体を潤し、熱を冷ます働きをする「陰」が不足した状態を「陰虚」と考えます。

頑張り過ぎや慢性的な疲労、睡眠不足が続く方に多く見られます。

👉「私は陰虚タイプかも?」と思った方へ。詳しくはこちらをご覧ください。

■ エネルギー不足の「気虚(ききょ)タイプ」

このような症状はありませんか?

✅ 少し動いただけで疲れる
✅ 寝ても疲れが取れない
✅ 食後に眠くなる
✅ 風邪をひきやすい
✅ 胃腸が弱い
✅ やる気が出ない

東洋医学では、身体を動かすエネルギーである「気」が不足した状態を「気虚」と考えます。

無理を続けていたり、体力が落ちている方に多く見られるタイプです。

👉「私は気虚タイプかも?」と思った方へ。詳しくはこちらをご覧ください。

⑥ タイプ別セルフケア

ご自身のタイプに合わせた生活習慣を意識することで、不調の改善につながることがあります。

気滞タイプ
ストレスを溜め込まず、散歩やストレッチ、深呼吸などで気分転換を心掛けましょう。

痰湿タイプ
冷たい飲み物や甘いものを控え、軽い運動で汗をかく習慣を取り入れましょう。

陰虚タイプ
夜更かしを避け、十分な睡眠と身体を休ませる時間を大切にしましょう。

気虚タイプ
無理をせず、胃腸に優しい食事と十分な休養を心掛けることが大切です。

⑦ 櫻花堂では「原因」を見つけることを大切にしています

実際には、「気滞」と「気虚」が重なっていたり、「痰湿」と「陰虚」が同時に存在していたりする方も少なくありません。

そのため、「自律神経失調症」という病名だけで治療を行うのではなく、

  • 問診
  • 舌の状態(舌診)
  • 脈の状態(脈診)
  • お身体の反応

などを総合的に確認し、「なぜ自律神経が乱れてしまったのか」という原因を探っていきます。

原因が分かれば、治療の方向性も明確になります。「どこへ行っても原因が分からなかった」「薬だけに頼らず根本から身体を整えたい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたのお身体の状態を一緒に確認し、最適な治療方法をご提案いたします。

著者の画像                    

著者:櫻花堂治療院 院長 大久保昌哉

横浜市緑区長津田にて櫻花堂鍼灸院を運営している大久保昌哉です。スポーツトレーナーとしての経験や介護福祉士としての資格を持ち、身体と心の健康をサポートするための情報をお届けしています。不眠症や冷え性、自律神経失調、腰痛、肩こりなど慢性的な疾患やケガなどの改善を得意としています。

最新の活動や日常の様子は、FacebookInstagramでフォローできます。

過去の記事に関してはコチラ

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