食べ過ぎや不規則な生活で胃の不調・疲労感がスッキリしない方へ|すぐ押せるツボ【足三里(あしさんり)】
目次
①足三里とは
こんにちは。長津田櫻花堂鍼灸マッサージ治療院です。
「なんとなく体がだるい」
「胃が重くてスッキリしない」
「疲れが抜けない感じがする」
そんな不調を感じている方に、ぜひ知っていただきたいのが足三里です。足三里は“体力をつけるツボ”とも呼ばれ、胃腸の働きを整えるだけでなく、疲労回復や免疫のサポートなど幅広い症状に使われます。昔から「足三里を押せば長生きする」とも言われ、松尾芭蕉も良く使った基本でありながらとても重要なツボです。
②足三里の場所
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足三里は膝のお皿の下から指4本分ほど下にあるツボです。膝のお皿の下にある外側のくぼみから指4本分ほど下がった位置で、すねの骨の外側にあります。すねの骨のすぐ外側にある少しくぼんだ場所を探すと見つけやすいです。
③足三里の効果・効能
●胃腸の調子を整える
消化吸収の働きをサポートし、胃の重さや食欲不振、胃もたれなどの改善に使われます。
●疲労回復・体力低下
気血の巡りを良くすることで、だるさや疲れやすさの改善につながります。慢性的な疲労感がある方にも使われやすいツボです。
●冷え・むくみ
下半身の巡りを整えることで、冷えやすさやむくみの軽減にも役立ちます。
●免疫力のサポート
体のバランスを整えることで、風邪をひきやすい方や体調を崩しやすい方にも使われることがあります。
④足三里が使われる主な症状
・胃もたれ
・食欲不振
・疲労感
・体力低下
・冷え
・むくみ
・なんとなく不調(未病)
⑤こんな方におすすめ
✅疲れがなかなか抜けない方
✅胃腸が弱いと感じる方
✅食生活が不規則な方
✅デスクワークで体を動かす機会が少ない方
✅体力が落ちてきたと感じる方
✅なんとなく不調が続いている方
⑥押し方・セルフケア方法
反対の手の親指で、やや強めに5秒ほど押してゆっくり離します。これを3〜5回繰り返しましょう。「痛気持ちいい」と感じる強さが目安です。左右どちらも行うのがおすすめで、入浴後や寝る前などリラックスしたタイミングが効果的です。
⑦注意点
強く押しすぎないように注意してください。やりすぎると逆に疲れを感じることがあります。また、体調がすぐれないときや強い痛みがある場合は無理をしないようにしましょう。効果の感じ方には個人差があります。
⑧東洋医学的な考え方
足三里は「胃経」に属するツボで、消化吸収やエネルギー(気)を作る働きに関係します。
東洋医学では、体のだるさや疲れやすさは「気虚(エネルギー不足)」と考えられることが多く、足三里はそのベースを整える重要なポイントです。
また、食生活の乱れやストレスは胃腸の働きを弱めやすく、それが全身の不調につながることもあります。
西洋医学的にも、下肢の筋肉や神経への刺激が全身の血流や自律神経に影響すると考えられており、体全体を整えるツボとして使われています。
⑨おわりに
足三里は、体力を底上げしながら不調を整える、非常にバランスの良いツボです。
「なんとなく疲れが取れない」
そんな時は、まずこのツボからケアを始めてみてください。また、足三里は他のツボと組み合わせることで、より効果を発揮します。
例えば
・ストレスや自律神経の乱れ
→ 三陰交
・頭痛や首こり
→ 風池
と組み合わせることで、より根本的な改善を目指すことができます。症状がなかなか改善しない場合は、お気軽にご相談ください。櫻花堂治療院がしっかりサポートいたします。
⑩こんな方に使いました
実際にこのツボを使ったケースをご紹介します。
50代男性、デスクワーク中心のお仕事の方。ここ最近、疲れが抜けにくく、胃の重さや食欲の低下も感じているとのことでした。
触診すると、足三里のあたりにしっかりとした圧痛があり、押すと「ズーンと奥に響く感じ」が出る状態でした。また、下半身の冷えもやや目立つ印象でした。施術では、足三里を中心に全身のバランスを整えるように調整を行いました。
施術後は「体が少し軽くなった感じがする」「お腹の張りが楽になった気がする」といった変化が見られました。日常でもセルフケアとして足三里を押していただくようお伝えし、継続してケアされています。
施術していて感じることとして、疲れが抜けにくい方や胃腸の働きが弱っている方は、このツボがよく反応する印象があります。
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