舌でわかる体調チェック|東洋医学の舌診とは?
目次
① はじめに
数あるホームページの中から櫻花堂治療院のブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さんは普段、ご自身の舌をじっくり見たことがありますか?
東洋医学では舌は身体の状態を映し出す鏡と考えられており、舌の色や形、苔の状態などから体調を推測する「舌診(ぜっしん)」という考え方があります。
もちろん舌だけで体調や病気を判断することはできません。
しかし、
- 最近疲れやすい
- 胃腸の調子が優れない
- 睡眠の質が悪い
- ストレスが続いている
という方は、舌に何らかの変化が現れていることがあります。今回は東洋医学でよく見られる舌の特徴をご紹介します。
② 舌診とは?
舌診とは、舌の状態から身体のバランスを観察する東洋医学の診察方法の一つです。
例えば、
- 舌の色
- 舌の形
- 舌の大きさ
- 舌苔(ぜったい)の状態
- 舌の潤い
などを確認します。
身体の疲労や胃腸の状態、水分代謝の乱れなどが舌に現れることもあるため、東洋医学では問診と並んで大切な情報の一つとされています。
③ ご自宅でできる舌チェック
朝起きて歯磨きをする前に鏡で舌を見てみましょう。
照明の色によって見え方が変わるため、自然光に近い明るい場所がおすすめです。
次のような特徴がないか確認してみてください。
④ 舌の形からわかること
■歯痕舌(しこんぜつ)
舌の縁に歯型がついている状態です。
疲労や胃腸機能の低下、水分代謝の乱れなどと関係すると考えられています。
▶︎「舌に歯型がつくのは疲れのサイン?歯痕舌と自律神経の関係」
■裂紋舌(れつもんぜつ)
舌にひび割れや溝が見られる状態です。
身体の潤い不足や慢性的な疲労、睡眠不足などと関係すると考えられています。
⑤ 舌苔からわかること
■白厚苔(はくこうたい)
舌の表面に白い苔が厚く付着している状態です。
胃腸の不調や余分な水分の停滞、食生活の乱れなどと関係すると考えられています。
⑥ 舌診を見る時の注意点
舌の状態は、
- 前日に食べた物
- 睡眠不足
- 発熱
- 薬の影響
などによっても変化します。
そのため、一度見ただけで判断するのではなく、普段の状態を知るための目安として活用することが大切です。
⑦ 鍼灸と舌診
当院でも舌の状態を確認しながら施術の参考にすることがあります。
ただし、舌だけで体質を判断することはありません。
問診や脈、お身体の状態なども合わせて確認しながら、現在の状態を総合的に考えていきます。
⑧ まとめ
東洋医学では舌は身体の状態を映し出す鏡と考えられています。
もちろん舌だけで体調を判断することはできませんが、自分の身体を知るヒントになることがあります。
ぜひ一度鏡で舌を見て、ご自身の体調チェックに役立ててみてください。
また、気になる舌の特徴がありましたら、各記事も参考にしてみてください。
・歯痕舌(舌に歯型がつく状態)
・白厚苔(舌が白く見える状態)
・裂紋舌(舌にひび割れがある状態)