ストレスで肩やお腹が張りやすい方へ|気滞タイプの養生法

①はじめに

ストレスによる肩こりやお腹の張り、ため息や緊張感など気滞タイプの不調に悩む女性のイメージ画像

こんにちは!長津田櫻花堂鍼灸マッサージ治療院です。

  • ストレスが続くと肩が張る
  • お腹が苦しくなる
  • ため息が増える
  • イライラしやすい
  • 力が抜けない
  • 寝ても頭が休まらない
  • 胸がつかえる感じがする

このようなお悩みはありませんか?もちろん筋肉疲労や姿勢の問題もありますが、東洋医学では「気(き)」の巡りが滞っている状態が関係していると考えることがあります。

今回は、東洋医学でいう「気滞(きたい)」について、日常でできる養生法も含めて分かりやすくお話しします。

②東洋医学でいう「気滞」とは?

東洋医学でいう「気」は、身体の中を巡りながら、

  • 身体を動かす
  • 内臓を働かせる
  • 気持ちを安定させる

などの働きを支えていると考えます。そのためストレスや緊張が続くと、気の流れがスムーズでなくなり、

  • 張る
  • 詰まる
  • 苦しい
  • モヤモヤする

といった不調が現れやすくなります。特に現代は、

  • 常にスマホを見る
  • 考え事が多い
  • 人に気を遣う
  • 頑張り続ける

方が多く、知らないうちに“気が滞りやすい環境”になっていると感じます。

③「肩やお腹が張る」のは気滞?

当院でも、

「ストレスが続くと首肩がパンパンになる」
「緊張するとお腹が張る」

という方は少なくありません。東洋医学では、

「気が巡らなくなると張りやすくなる」

と考えます。特に、

  • ストレスで悪化する
  • 休日になると少し楽
  • 深呼吸したくなる
  • ため息が増える

という方は、気滞の傾向が隠れていることもあります。筋肉だけでなく“緊張し続けている身体”として見ることも大切だと感じています。

④気滞タイプの方に多い特徴

1.ため息が増える

東洋医学では、ため息は「滞った気を動かそうとしている反応」と考えることがあります。無意識に深呼吸したくなる方は、身体が巡りを求めているサインかもしれません。

2.肩や脇、お腹が張りやすい

気滞タイプは、

  • 首肩
  • 胸まわり
  • みぞおち
  • 脇腹

など“巡りが停滞しやすい場所”に張り感が出やすい傾向があります。「押すと気持ちいいけどすぐ戻る」という方も多い印象です。

3.考え事が止まらない

気滞タイプの方は、

  • 頭が休まらない
  • 常に考えている
  • 力が抜けない

という状態になりやすいことがあります。真面目で責任感が強い方ほど、無意識に緊張を抱え込みやすい印象があります。

⑤気滞タイプの養生法

1.「動いて巡らせる」を意識する

気滞タイプは“止まり続ける”ことで悪化しやすい傾向があります。そのため、

  • 軽い散歩
  • ストレッチ
  • 深呼吸
  • 軽く汗をかく

など、「少し巡らせる」ことがおすすめです。激しい運動よりも“気持ち良く動く”くらいが合いやすいと思います。

2.頑張り続ける時間を減らす

気滞タイプの方は、

「ずっと気を張っている」

ことが多い印象です。特に、

  • 人に合わせすぎる
  • 考え込みやすい
  • ONとOFFの切り替えが苦手

という方は要注意です。まずは、

「何もしない時間」

を少し作ることも大切です。

3.香りや温かさを取り入れる

東洋医学では、香りには“気を巡らせる”働きがあると考えます。

  • 温かいお茶
  • 柑橘系の香り
  • ハーブティー
  • ゆっくり入浴する

などもおすすめです。「リラックスしなきゃ」と頑張るより、「少しホッとする時間」を増やすくらいがちょうど良いと思います。

4.食事を急ぎすぎない

気滞タイプの方は、食事中も頭が働き続けていることがあります。

  • スマホを見ながら食べる
  • 仕事しながら食べる
  • 急いで食べる

ことが続くと、さらに巡りが悪くなる場合もあります。まずは「落ち着いて食べる」ことを意識するだけでも身体は変わりやすくなります。

⑥気滞タイプにおすすめのツボ

セルフケアとして、

  • 太衝(たいしょう)
  • 内関(ないかん)
  • 膻中(だんちゅう)

などもおすすめです。

※ツボ名をタップすると場所と詳しい説明ページへ移動できます。

⑦肝気鬱結という考え方

東洋医学では、気滞の中でも特に「肝」の働きが関係していると考えることがあります。これを「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と呼び、

  • イライラ
  • 張り感
  • PMS
  • 気分の波
  • 自律神経の乱れ

などが出やすくなります。実際の臨床では、気滞だけでなく、

  • 血虚
  • 気虚
  • 痰湿

などが重なっている方も少なくありません。そのため当院では、筋肉や姿勢だけでなく、生活習慣やストレス状態も含めてお話を伺っています。

⑧「ずっと力が抜けない」と感じる方へ

東洋医学では、

  • 張る
  • 詰まる
  • イライラする
  • 深呼吸したくなる

なども身体からのサインとして考えます。「性格だから仕方ない」と無理を続ける前に、一度身体をゆるめる時間を作ることも大切です。

⑨まとめ

気滞タイプの方は、

  • ストレス
  • 緊張
  • 頑張りすぎ

によって、身体が常に力んでいる状態になっている場合があります。

身体を整えるためには、「もっと頑張る」ではなく、「巡れる身体を作る」視点も大切です。

長津田櫻花堂鍼灸マッサージ治療院では、筋肉や姿勢だけでなく、東洋医学的な体質も含めて施術を行っています。ストレスによる肩こりやお腹の張り、慢性的な緊張感でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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著者:櫻花堂治療院 院長 大久保昌哉

横浜市緑区長津田にて櫻花堂鍼灸院を運営している大久保昌哉です。スポーツトレーナーとしての経験や介護福祉士としての資格を持ち、身体と心の健康をサポートするための情報をお届けしています。不眠症や冷え性、自律神経失調、腰痛、肩こりなど慢性的な疾患やケガなどの改善を得意としています。

最新の活動や日常の様子は、FacebookInstagramでフォローできます。

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