目の疲れ・筋肉のつっぱりが気になる方へ|血虚タイプの養生法
目次
①はじめに
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こんにちは!長津田櫻花堂鍼灸マッサージ治療院です。
- 目が疲れやすい
- 夕方になると集中力が落ちる
- 足がつる
- 筋肉がつっぱる
- 寝ても疲れが抜けにくい
- イライラしやすい
- 爪に縦線が入りやすい
このようなお悩みはありませんか?
もちろん筋肉疲労や姿勢の問題もありますが、東洋医学では「血(けつ)」の不足が関係していると考えることがあります。特にデスクワークやスマホ作業、気疲れが続く現代では知らないうちに“血を消耗している方”が少なくありません。
今回は、東洋医学でいう「血虚(けっきょ)」について日常生活でできる養生法も含めて分かりやすくお話しします。
②東洋医学でいう「血虚」とは?
東洋医学でいう「血」は、単なる血液だけではありません。
- 筋肉を栄養する
- 目を潤す
- 心を落ち着かせる
- 身体の回復を助ける
といった働きがあると考えます。
そのため血が不足すると、
- 目の疲れ
- 筋肉の引きつり
- 不眠
- 不安感
- めまい
- 疲れやすさ
などが現れやすくなります。
特に、「身体を使いすぎる方」だけでなく、
- 考え事が多い
- 気を遣いやすい
- 夜遅くまでスマホを見る
- 細かい作業が多い
という方も血を消耗しやすい印象があります。
③「筋肉がつっぱる」のは血虚?
当院でも、
「お尻から太ももが引っ張られる感じがする」
「肩から後頭部までつっぱる」
という表現をされる方がいます。もちろん筋肉の硬さや神経の影響もありますが、東洋医学では、
「血が筋を養えていない状態」
として考えることがあります。特に、
- 疲れると悪化する
- 夕方に強くなる
- ストレスで張る
- 目の疲れもある
場合は、血虚や肝血虚の要素が隠れていることもあります。筋肉だけを見るのではなく、体質や回復力まで含めて考えることが大切だと感じています。
④血虚タイプの方に多い特徴
1.目が疲れやすい
東洋医学では「肝は目に開竅する(関係する)」と考えます。血が不足すると、目の乾燥感や疲労感が出やすくなります。
2.足がつる・筋肉が張る
「血は筋を養う」とされるため、血虚では筋肉がスムーズに働きにくくなることがあります。特に、
- ふくらはぎ
- お尻
- 首肩
などに出やすい印象があります。
3.甘いものがやめられない
東洋医学では、甘いものを欲する背景に「脾(消化吸収に関わる臓腑)」の弱りが関係すると考えます。さらに疲れや不眠、目の疲れなどを伴う場合は血虚が隠れていることもあります。
「疲れたから甘いもの」という流れが続いている方は、一度身体を休ませるサインかもしれません。
⑤血虚タイプの養生法
1.夜更かしを減らす
血虚タイプの方は、夜に無理をすると一気に消耗しやすい傾向があります。特に、
- 深夜のスマホ
- 寝る直前まで仕事
- 考え事をしながら寝る
は回復を妨げやすいため注意です。
2.“温かい食事”を増やす
冷たいものや簡単な食事ばかり続くと、消化吸収の力が落ちやすくなります。まずは、
- スープ
- 味噌汁
- 煮物
- 温かいお茶
など“ホッとする食事”を増やしてみてください。
3.頑張りすぎた後に休む
血虚タイプの方は、真面目で頑張り屋さんが多い印象です。ただ、
「疲れてから休む」
では間に合わないこともあります。少し余裕がある段階で休むことも大切です。
4.“血を養う食材”を少し意識する
東洋医学では、血は毎日の食事から作られると考えます。そのため血虚タイプの方は、
- レバー
- 赤身肉
- 黒ごま
- なつめ
- ほうれん草
- 卵
などを、無理のない範囲で取り入れてみるのもおすすめです。ただし、
「身体に良いから頑張って食べる」
ではなく、
「温かく、ホッとできる食事を増やす」
くらいから始めるほうが続きやすいと思います。
⑥血虚タイプにおすすめのツボ
セルフケアとして、以下のツボもおすすめです。
※ツボ名をタップすると場所と詳しい説明ページへ移動できます。
⑦肝血虚・心血虚という考え方
東洋医学では、血虚をさらに細かく考えることがあります。
1.肝血虚
- 目の疲れ
- 筋肉のつっぱり
- イライラ
- 爪の不調
などが出やすいタイプ。
2.心血虚
- 不眠
- 不安感
- 動悸
- 夢をよく見る
などが出やすいタイプ。
実際の臨床では、完全に一つだけではなく、複数が重なっていることも少なくありません。そのため当院では、筋肉だけでなく、
- 睡眠
- 食事
- 疲れ方
- ストレス
- 生活習慣
なども含めてお話を伺っています。
⑧「なんとなく不調」が続く方へ
病院では異常がなくても、
- 疲れやすい
- 回復しづらい
- つっぱる
- 眠りが浅い
など“未病”の段階で身体がサインを出していることがあります。東洋医学では、そういった小さな変化を大切に考えます。「年齢のせいかな…」と我慢し続ける前に、一度身体を見直してみるのも良いかもしれません。
⑨まとめ
血虚タイプの方は、
- 頑張りすぎる
- 気を遣いやすい
- 回復より消耗が上回る
ことで、不調が積み重なっている場合があります。筋肉だけでなく“身体を養う力”まで含めて整えていくことで、楽になるケースも少なくありません。
長津田櫻花堂鍼灸マッサージ治療院では、筋肉や姿勢だけでなく、東洋医学的な体質も含めて施術を行っています。目の疲れや筋肉のつっぱり、不眠や慢性的な疲労感でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。