立ち仕事や座りっぱなしで腰痛・膝の重だるさがつらい方へ|すぐ押せるツボ【委中(いちゅう)】

① 委中とは

こんにちは。長津田櫻花堂鍼灸マッサージ治療院です。

「腰が重だるくてスッキリしない」
「動き出しで膝がつらい」
「長時間同じ姿勢で腰が固まる感じがする」

そんな不調を感じている方に、ぜひ知っていただきたいのが委中です。委中は腰や膝の不調に対してよく使われるツボで、「腰のツボ」として代表的なポイントです。膝の裏にあるため少し意識しづらい場所ですが、腰と深く関係しており、慢性的な腰の重だるさや痛みに使われることが多いツボです。

② 委中の場所

腰痛に使われるツボ 委中

委中は膝の裏の中央(膝窩の中央)にあるツボです。膝を軽く曲げると、膝の裏に横ジワができます。その 中央部分 が委中の位置になります。

③委中の効果・効能

●腰痛・腰のだるさの緩和

血の巡りを良くすることで、腰の緊張や痛みを和らげます。

●筋肉のこわばりの改善

特に長時間同じ姿勢による張りや硬さに使われます。

●膝の痛みを改善

膝の曲げ伸ばしに関わる筋肉をやわらげ動きをスムーズにします。

④委中が使われる主な症状

・腰痛
・腰の重だるさ
・ぎっくり腰の初期
・膝裏の張り
・下半身のだるさ
・筋肉のこわばり

⑤こんな方におすすめ

✅長時間座ることが多い方
✅立ち仕事で腰に負担がかかる方
✅慢性的な腰痛がある方
✅膝裏に痛みがある方

⑥押し方・セルフケア方法

両手の親指で膝裏を支えるようにして、やや強めに5秒ほど押してゆっくり離します。これを3〜5回繰り返しましょう。「痛気持ちいい」と感じる強さが目安です。

椅子に座った状態でも行いやすいツボです。

⑦注意点

膝の裏は血管や神経が多い場所のため、強く押しすぎないよう注意してください。違和感や痛みが強く出る場合は無理に行わず、様子を見ましょう。

⑧東洋医学的な考え方

委中は「膀胱経」に属するツボで、「血」の巡りと深く関わります。東洋医学では「腰は腎の府」と言われますが、実際には血流の滞りも大きく関係しています。

長時間同じ姿勢や疲労が続くことで血の巡りが悪くなると、「瘀血(おけつ)」と呼ばれる状態になり、腰の重だるさや痛みが出やすくなります。

委中はその滞りを改善するポイントとして、腰の症状に対して非常によく使われます。

⑨おわりに

委中は、腰の不調に対して非常に頼りになるツボです。

「なんとなく腰が重い」
「疲れると腰がつらくなる」

そんな時は、まずこのツボからケアを始めてみてください。また、委中は他のツボと組み合わせることで、より効果を発揮します。

例えば
・下半身の冷えや血の巡り
三陰交
・慢性的な腰のだるさや弱り
腎兪

と組み合わせることで、より根本的な改善を目指すことができます。症状がなかなか改善しない場合は、お気軽にご相談ください。櫻花堂治療院がしっかりサポートいたします。

⑩こんな方に使いました

※掲載している内容は、患者様のご承諾をいただき、個人が特定されないよう一部調整してご紹介しています。

50代男性、デスクワーク中心のお仕事の方。慢性的な腰の重だるさがあり、特に長時間座った後に動き出すときに痛みが強く出るとのことでした。

触診すると、膝裏の委中のあたりに強い圧痛があり、下半身全体の巡りが滞っている印象でした。施術では、委中を中心に腰まわりと下半身のバランスを整えるように調整を行いました。

施術後は「前屈が深くできるようになった」「動き出しが楽になった」といった変化が見られました。日常でもセルフケアとして委中を押していただくようお伝えしています。

施術していて感じることとして、座りっぱなしや立ちっぱなしが多い方は、このツボがよく反応する印象があります。

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著者:櫻花堂治療院 院長 大久保昌哉

横浜市緑区長津田にて櫻花堂鍼灸院を運営している大久保昌哉です。スポーツトレーナーとしての経験や介護福祉士としての資格を持ち、身体と心の健康をサポートするための情報をお届けしています。不眠症や冷え性、自律神経失調、腰痛、肩こりなど慢性的な疾患やケガなどの改善を得意としています。

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