陰虚ってなに??

陰虚とは、身体の中にある陰陽(温める・冷ますというイメージ)のバランスが崩れる事です。この時、たとえ陽が通常運行していても陰のパワー不足により陽が攻勢となり、身体にはほてり、めまい、発汗、顔の赤み等の熱症状が現れます。

 

もう少しイメージしやすく言うと、ラーメン屋さんの寸胴のように、鍋に火をかける(陽)と、中身が吹きこぼれないように温度を保つ差し水(陰)がバランスを取りながら存在します。

陰虚の状態とは、この差し水の量が少なくなってしまし、鍋のお湯が吹きこぼれてしまう状態を指します。この状態を『虚熱』と言い、上記の熱症状が現れます。

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著者:櫻花堂治療院 院長 大久保昌哉

横浜市緑区長津田にて櫻花堂鍼灸院を運営している大久保昌哉です。スポーツトレーナーとしての経験や介護福祉士としての資格を持ち、身体と心の健康をサポートするための情報をお届けしています。不眠症や冷え性、自律神経失調、腰痛、肩こりなど慢性的な疾患やケガなどの改善を得意としています。

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