血色がなく両端がギザギザした舌

正常な舌

血色がなく両端がギザギザした舌

特徴

□「歯痕舌(しこんぜつ)」と呼ばれる

□舌を出した時、両端に歯の痕のような凸凹ができる。

□色は薄いピンクで苔は薄く白い

□舌を出した時に口の両端いっぱいまでぼてっと広がる舌で、力なく柔らかい

 

 

原因

□元気の低下で消化器系などの水を代謝する能力が低下。その為行き場を失った水が舌に溜まる。また、滞り体質になる事で舌に水が溜まりやすくなった結果現れる。

 

 

多く見られる症状

□顔色は白い

□疲れやすい

□食後お腹が張る

□便は緩め

□小食がち。食べてももたれたり下痢をする

□喉が渇きにくい

□浮腫みやすい

□食後眠くなる

□手足が冷える

□尿量は少なめ(トイレの回数は少ない)

□甘いものを好みがち

□野菜をあまり摂りたがらない

 

症状が長期化すると…

□(女性)生理痛が重くなる

□(男性)夜の元気が無くなる

□日中も疲れやすくなる

□体温が低く、免疫力が弱まる為病気にかかりやすくなる

 

日常生活のアドバイス

□じんわり汗が出る位の軽い運動をする

□暴飲暴食、がっつきに気を付ける

□食事を少なくこまめに行い、胃に負担をかけない

□腹部を冷やさない工夫をする

 

当院の治療方針

□血色がなく、ギザギザした舌の原因が「消化器の異常」「元気の低下」「水分代謝異常」なのかを問診の中から見極めます。ペースは生活に支障が出るような症状でしたら週に一回。体質改善がご希望の場合は二週から月に一度のペースが目安となります。

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著者:櫻花堂治療院 院長 大久保昌哉

横浜市緑区長津田にて櫻花堂鍼灸院を運営している大久保昌哉です。スポーツトレーナーとしての経験や介護福祉士としての資格を持ち、身体と心の健康をサポートするための情報をお届けしています。不眠症や冷え性、自律神経失調、腰痛、肩こりなど慢性的な疾患やケガなどの改善を得意としています。

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