8月の勉強会

毎月恒例第4日曜日の勉強会。今回は胸部の異常に対してのツボの選択方法やその理論について。参考文献は中国から取り寄せた『鍼灸処方学』という本を訳しながら参加された先生方と話し合う。

2時間ほどの勉強会。今月は珍しく30分以上の時間を割き、ある一文に対して議論が飛び交う。内容は「胸の痛みや不整脈」に対して。処方は外くるぶしにあるツボから内くるぶしにあるツボへ鍼を貫通させる手技である。記載されているツボの性質や役割、関係している経絡などを見ながら理由を探るが結局腑に落ちる答えまで導きだせず。しかし、その間に参加されている先生方がお持ちになっていて、まだ自分が持っていない本が何冊か登場し「欲しい本リスト」にアップされる。これも勉強会の醍醐味である。

今日、胸部の異常となれば真っ先に病院へ受診する事が妥当ではあるが、その中でも『鍼灸師として何かできる事はないか。』を思いながら有意義な時間を過ごす。

 

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著者:櫻花堂治療院 院長 大久保昌哉

横浜市緑区長津田にて櫻花堂鍼灸院を運営している大久保昌哉です。スポーツトレーナーとしての経験や介護福祉士としての資格を持ち、身体と心の健康をサポートするための情報をお届けしています。不眠症や冷え性、自律神経失調、腰痛、肩こりなど慢性的な疾患やケガなどの改善を得意としています。

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