擬音語(オノマトペ)で痛みを表現する
以前はよくテレビや書籍で紹介されていたオノマトペ(擬音語・擬態語)
円滑なコミュニケーションや子供の教育等に効果的なようですが、治療の時にもとても役立ちます。今回は痛みの種類とオノマトペをご紹介致します。
<瘀血型>チクチク ギューッ ズキズキ
刺さるような一定の場所で起こる痛み。じっとしていても痛い場合がある。
<気滞型>ジンジン パンパン
場所が移動する脹った痛み。気分や機嫌で場所や痛みの強弱が変化する。
<寒邪型>チーン ギューッ キュンキュン
局所的な冷痛や激痛。温めると和らぐ。
<湿邪型>ズーン ドーン
重だるい痛み。治ったと思っても再発したりする。
<虚証型>シクシク ジーン
はっきりしない鈍い痛み。場所も「なんとなくこの辺り」と表現する場合が多い。
同じような表現がありますが、治療の際は追加でお話しを聞いて症状を確定してゆきます。
私も鍼治療を受けていたときに、いざ自分の状態を説明するとなると上手くまとまらないことがよくありました。痛みで受診される際にお役立てください。
“擬音語(オノマトペ)で痛みを表現する” に対して2件のコメントがあります。